今日の一書 : 2017年11月8日(水)
『 十九通の手紙 』
著者 : マーガレット・ミッチェル
1900年11月8日、アメリカ南部のアトランタで生まれたマーガレット・マナリン・ミッチェル。
「風と共に去りぬ」で有名なミッチェルが十九歳から二十一歳にかけて、ある一人の男性にあてて、手紙を頻繁に送っていました。その手紙をまとめたものが本書です。
『マーガレット・ミッチェルは「風と共に去りぬ」を発表して世界的に有名になると、極端にプライヴァシーを重んずる生活を送ることを選びました。その結果、一九四九年の死去に際して、私信のほとんどが廃棄されてしまったのです。それから三十六年後の一九八五年、アル・エディの子息の手元にひっそりと保存されていたこれらの書簡が、ようやく一冊の本にまとめられることになりました。』
訳者あとがきより