今日の一書

今日の一書 : 2017年11月10日(金)

『 ボブという名のストリート・キャット 』

著者 : ジェームズ・ボーエン著 ; 服部京子訳

ロンドンでミュージシャンになる夢を断たれ、身を寄せていた親戚に見捨てられ、ドラッグと酒とケチな犯罪に明け暮れ、ホームレスとなり…とうとうヘロインに手を出して薬物依存症に。そんなドン底生活をしていたジェームズは2007年早春のある日、茶トラの野良猫と出会う。その日から彼らはどこへ行くのも一緒。種の違いを超えて唯一無二の親友となった…
イギリスでベストセラーになり、映画化もされ話題をさらったノンフィクションです。
猫との友情は勿論ですが、著者自身がこの本の中で最も言いたかったことは
「セカンドチャンスは誰にでもやってくる」ということ。
ボブと名付けた相棒の猫に励まされ、支えられ、自分の人生を取り戻していく青年の再生の物語です。

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