今日の一書 : 2017年11月28日(火)
『 体が喜ぶ二十四節気の料理帖 』
著者 : 野崎洋光
二十四節気とは日本の和暦(太陰暦です)を補うために一年を二十四の節気と中気に分けたものを言います。昔の人はこの二十四節気を目安に衣食住を合わせて一年を過ごしてきたのです。
今この時期は「小雪」と呼ばれ、寒さが増してくる時節です。厚着をして寒風から身を守ることも大事ですが、やはり体を内側から温める、食事から暖を取ることはもっと大事です。それには旬の食材を積極的に食べることが必要です。日本の季節に合った日本の食材で、そしてひと手間をかけて何か一品でも毎日の食卓に手料理を並べませんか?食べものが与えてくれる地味滋養を身体に取り込んで、小雪・大雪・冬至…と本格的な冬に向かうこの時期を健康で暖かく乗り切るために、先人たちの知恵をお借りしましょう。