今日の一書

今日の一書 : 2018年4月6日(金)

『 さよなら、田中さん 』

著者 : 鈴木るりか

著者は現在14歳、中学2年生の女の子だ。
小学校4年生の時に応募した小学生の文学賞「12歳の文学賞」で大賞を受賞。以来、5年生、6年生と3年連続で大賞を受賞し、史上初の快挙を遂げた。本書はそれらの受賞作を大幅に加筆したものと、新たな書き下ろしを加えた連作短編集になっている。
主人公は小学生の女の子、花ちゃんこと花実。家は母子家庭でちょっと貧乏だが、明るく楽しく生きている。花ちゃんの目を通して見る大人たち、日常の大事件や小事件などが面白おかしく、時にはホロっとさせられ、みずみずしい筆致で描かれる。その描写力は、これ、本当に子供が書いたの?!と疑ってしまうほど。
その力量、若い才能を、体感していただきたい。

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