今日の一書 : 2018年4月27日(金)
『 ごはんぐるり 』
著者 : 西加奈子
料理や食事ではなく、ごはん。本の中身はやっぱり『ごはん』という響きがしっくりくる、ほっこりとした内容です。そして笑えます。
著者独特の感性が紡ぎだす、ごはんにまつわるあれやこれやは、言葉の玉手箱のようです。奇抜だけど妙に説得力のある例えなど、さすがは作家!とうなりたくなります。
あとがきにありますが、著者は『ごはん』という言葉に何かしらキラキラしたものが宿っていると感じるそうです。
『今日もごはんを食べる。私はその「キラキラ」を、ずっと見逃さないでいたいな、と思う。』
私たちも楽しく食べてキラキラを見つけましょう!