今日の一書 : 2018年6月8日(金)
『 友だち幻想 : 人と人の〈つながり〉を考える 』
著者 : 菅野仁
とても分かりやすく、今の日本社会における人とのつきあい方について示唆されています。人間は誰しも他者とのつきあい、もしくは距離感に悩んだことがあるでしょう。他人とつながることによって幸せも苦しみも生まれます。
それはなぜ?
著者は本書で『現代社会に求められている「親しさ」をとらえ直すための「見取り図」を描こうとした』と言っています。また様々な人間関係のトラブルを修復する処方箋になればよいとも。言葉や読書の大切さなどにも触れています。
他人とどう関わりあいたいか、深く考えさせられつつ、心が軽くなる一書です。