今日の一書

今日の一書 : 2018年8月9日(木)

『 明日 : 一九四五年八月八日・長崎 』

著者 : 井上光晴

原爆投下の前日八月八日、長崎の街にはいま現在そこに住む人々と、
おなじ人間の暮らしがあった。結婚式を挙げた新郎新婦、刑務所に収監された夫に接見する妻、難産の末に子供を生む妊婦・・・・。
 愛し傷つき勇気を奮い起こし、悲喜こもごも生きる人々を突然に襲う運命の「明日」。人間の存在意義を問い、核の脅威と向き合う「今日」を鮮烈に描き出す、昭和文学の金字塔。     
内容紹介(裏表紙より)

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