今日の一書 : 2018年10月5日(金)
『 遺跡発掘師は笑わない 』
著者 : 桑原水菜
今日10月5日は、1274年に当時のモンゴル帝国(元軍)が、対馬・壱岐に初来襲した日で、いわゆる元寇のはじまりの日です。
本日紹介するのは、元寇に因んだこちらの遺跡発掘ミステリーです。
長崎県鷹島沖の海底遺跡発掘チームに派遣された、天才発掘師・西原無量。蒙古襲来の際に沈んだ元寇船の調査が目的だ。腐れ縁コンビ広大や、水中発掘の第一人者・司波、一匹狼のトレジャーハンター・黒木などチームは精鋭揃いで、沈船からは次々と遺物が発見される。そんな中、無量は美しい黄金の短剣を発掘し皆を驚かせる。だがそれは、決して目覚めさせてはいけない遺物だった—。
(本書裏表紙より抜粋)