今日の一書

今日の一書 : 2018年10月15日(月)

『 ナポレオン—最後の先生君主、最初の近代政治家 』

著者 : 杉本淑彦

 今日10月15日は、ワーテルローの戦いで敗れたナポレオン・ボナパルトが、1815年にセントヘレナ島に流刑になった日です。この島でナポレオンは5年半余を過ごし、波乱の生涯を閉じることになります。
 ナポレオンほど毀誉褒貶の激しい人生を送った人間も珍しく、皇帝に即位した後の独裁的な、野心溢れる権力者としての印象も強い、にも関わらず、なぜ今日まで世界中の人びとから、こんなにも好印象で見られることも多いのでしょうか。
 本書はナポレオンの生涯を8章仕立てにしてまとめ、更に、挫折ばかりで、しかし読書に没頭し、苦学を重ね、そしてエネルギッシュだった青年期の彼を「ボナパルト性」、また30代~中年、晩年で、いわゆる権力への執着を見せ始めた彼を「ナポレオン性」として、彼の二面性にも焦点を当てています。

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