今日の一書 : 2019年4月2日(火)
『 万葉集(二) 』
著者 : 佐竹昭広 他
初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわ)らぐ。
梅は鏡前(きょうぜん)の粉に披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。
平成に代わる5月からの新元号が1日、「令和」に決まった。現存する日本最古の歌集である「万葉集」が由来で、歌人の大伴旅人の漢文から引用された。新元号に関し、安部首相は万葉集からの引用について「わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と強調した。