今日の一書 : 2019年5月20日(月)
『 ゴリオ爺さん 』
著者 : バルザック著 ; 中村佳子訳
今日、5月20日は1799年にフランスの小説家・オノレ・ド・バルザックが誕生した日です。
「人間喜劇」と呼ばれる作品群を執筆し、同時代の作家ヴィクトル・ユゴーからは「天才」と呼ばれ、後にトルストイやドストエフスキーにも影響を与えた人物とされています。
そんな彼の代表作がこちら『ゴリオ爺さん』
(あらすじ)
出世の野心を抱いてパリで法学を学ぶ貧乏貴族の子弟ラスティニャックは、場末の下宿屋に身を寄せながら、親戚の伝を辿り、なんとか社交界に潜り込む。そこで目にした令夫人は、実は下宿のみすぼらしいゴリオ爺さんの娘だというのだが...。フランス文学の大傑作を読みやすい新訳で。