今日の一書 : 2019年10月11日(金)
『 生きるぼくら 』
著者 : 原田 マハ
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。
頼りだった母が突然いなくなった。
残されていたのは、年賀状の束。
その中に一枚だけ記憶にある名前があった。
「もう一度会えますように。私の命があるうちに」
マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ!
祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた。
~人のぬくもりに触れ、米作りから、大きく人生が変わっていく。
(グーグルブックスより)
生きることへの感動のメッセージ。
ラストに「ああ、そうだったのか!」と読む人を感動させる一書。
文中に登場する、東山魁夷が描いた奥蓼科の御射鹿池も魅力的です。
いっきに読めます!