『 お菓子とフランス料理の革命児 : ぼくが伝えたいアントナン・カーレムの心 』

著者 ： 千葉好男

　フランス料理、フランス菓子を生業とする人々、及び、その研究者にとってアントナン・カレームを知らない人は皆無であろう。
　日本人の誰もがすでに口にしている「エクレア」はカレームが作り出したお菓子である。フランス料理の巨匠とも言われるカレームが、わずか10歳で親に捨てられ、嫉妬や批判を浴びても師と仰ぐラ・ギピエールへの若き日の誓いを胸に努力に努力を重ね不動の地位を築く！カレームの感謝の気持ちを忘れない真摯な心に胸を熱くする！