今日の一書

今日の一書 : 2020年8月17日(月)

『 第一義の道 』

著者 : 島木健作

出獄後の生き方を模索する順吉の前に立ちはだかる母の存在。“義”に生きようとしつつも、それを果たせぬ焦燥と苦悩を描いた「第一義の道」、生きものの生死を通じて自己を見つめた心境小説の名作「黒猫」「赤蛙」「ジガ蜂」、“北方人の血と運命”をかけ、長篇として構想されながらも絶筆となった「土地」等、六篇を収録。苦多き短い生涯を、求道的な精神とストイックな理想主義で貫いた島木健作の稀有なる文業を精選。
「BOOK」データベースより

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