今日の一書 : 2020年10月29日(木)
『 “緑の革命”を起こした不屈の農学者 ノーマン・ボーローグ 』
著者 : レオン・ヘッサー著,岩永勝監訳
世界の農業生産は、急増する人口の伸びに追いつけるのか?
“現場”でのたゆまぬ品種改良努力の結果うみだされた“奇跡の小麦”(小麦さび病に強く、矮性かつ早生で、高収量の小麦)を武器に、まずはラテンアメリカで、次いでインド亜大陸で、さらにアフリカで中国で、次々と引き起こされた“緑の革命”の中心人物となり、飢餓に苦しむ数億人の人々を救い、世界平和に貢献したとして、一九七〇年、ノーベル平和賞を受賞した農学者、ノーマン・ボーローグの生涯。
(本書内容紹介文より)