『 ネルソン・マンデラ : アパルトヘイトを終焉させた英雄 』

著者 ： 筑摩書房編集部

ネルソン・マンデラ
（Nelson Rolihlahla Mandela 1918年－2013年）南アフリカ共和国の政治家。
反アパルトヘイト闘争の象徴的存在。コーサ人の首長の息子として生まれ、1939年フォートヘア大学に入学するが、翌年放校処分になる。ヨハネスブルグに出て弁護士の勉強をする一方で、42年アフリカ民族会議(ANC)に加入。48年アパルトヘイト政策が始まると、以後ANCを率いて不服従抵抗運動を組織して闘争を展開。60年ANCが非合法化されると武力闘争に転換。64年終身刑となり収監される。27年間の獄中生活を経て90年釈放されると、ポスト・アパルトヘイトの体制づくりに尽力した。93年ノーベル平和賞受賞、94年南アメリカ初の全人種選挙で大統領就任。