今日の一書 : 2020年12月9日(水)
『 人権の世紀をめざす国連人権教育の10年 』
著者 : 反差別国際運動日本委員会
明日、12月10日は、第2次世界大戦が終えてより3年後の1948年の同日、第3回 国連総会において、戦時中のすべての人権侵害の反省を踏まえ、「差別を撤廃し、人権を確立することが恒久平和に通ずる」との信念のもと、「世界人権宣言」が採択された日である。
93年には、世界人権会議が開かれ、ウィーン宣言言及び行動計画が採択され、94年「人権教育のための国連10年」が決議され、本年はその第4段階が開始されている。
本書では、世界人権宣言の意義とともに、その具現化を図る人権教育の取り組みについて、各視点より考察されている。