今日の一書 : 2021年3月16日(火)
『 私のパパ ウォルト・ディズニー 』
著者 : ダイアン・ディズニー・ミラー
お父さんがどんな仕事をしているのか、わたしは六歳になるまで知りませんでした。その日の夜、「パパは、ウォルト・ディズニーさんなの?」とわたしは尋ねました。「そうだよ」とお父さんは答えました。「あのウォルト・ディズニーさん?」とわたしは今度は声を大きくして繰り返しました。お父さんは驚いたような顔をしました。でもそのあとにっこり微笑んで、うなずきました。そして、わたしは例のあのことばを口にしました。お父さんはそのことばを家でくつろいでいるときに、家族から言われるとは思っていなかったに違いありません。
(本文抜粋)
父と娘の心温まるエピソードが満載です!