今日の一書 : 2021年4月22日(木)
『 生物多様性を問いなおす — 世界・自然・未来との共生とSDGs 』
著者 : 高橋 進
本書では、生物多様性を「生物資源」と、人類の「生存基盤」という2つの価値と、さらにはその両方を統合したアプローチである「地球公共財」と位置づけて考察していく。
近年世界的な標語となったSDGsを見据え、一つの地球を形成する国や地域、地球上で共に生きる他生物、さらには地球の未来を託す将来世代を包摂し、引き継ぐべき、これら「3つの共生」を提起する一書である。