今日の一書

今日の一書 : 2021年10月27日(水)

『 野菊の墓 』

著者 : 伊藤左千夫

時代・世代を越えて、誰もがラストで涙する、これを純愛と呼ぶのだ。 政夫と民子は仲の良いいとこ同士だが、政夫が十五、民子が十七の頃には、互いの心に清純な恋が芽生えていた。しかし民子が年上であるために、ふたりの思いは遂げられず、政夫は町の中学へ、民子は強いられ嫁いでいく。数年後、帰省した政夫は、愛しい人が自分の写真と手紙を胸に死んでいったと知る。野菊繁る墓前にくずおれる政夫……。涙なしには読めない「野菊の墓」、ほか三作を収録(出版社内容情報)


今日は「文字・活字文化の日」そして「読書週間」が始まります

[明治の文学史に輝く「純愛小説」]これは書かれるべくしてかかれた作品だと思いました。作家村上政彦氏(聖教新聞ぶらり文学の旅より)

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