今日の一書

今日の一書 : 2021年11月16日(火)

『 カール・マルクス 資本論 甦る、実践の書 』

著者 : 斎藤 幸平

長時間労働、格差、不安定雇用、低賃金——。資本主義の暴力性がむき出しになるなか、世界的にマルクス再評価の機運が高まっている。
150年前に書かれた『資本論』には、現代社会が抱える問題を考えるヒントが数多く記されている。とくに、自然との関係のなかで人間の労働のありかたを分析する「物質代謝論」は、これまでエコロジーの視点でほとんど読まれてこなかった。
パンデミックや気候変動といった地球規模の環境危機をふまえ、いまこそ必要な社会変革に向けた実践の書として『資本論』をとらえ直す、まったく新しいマルクス論。
                                商品紹介より

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