今日の一書

今日の一書 : 2021年12月20日(月)

『 百貨店の展覧会 : 昭和のみせもの1945-1988 』

著者 : 志賀健二郎

百貨店の歴史は1904年の三越に始まります。
当初から文化事業との関わりが深かったものの、特に戦後、都心の各百貨店は競うようにして文化的な催し物に取り組みます。
展示されたのはあらゆるもの。国宝級の美術品のみならず、ニュースや事件、文学者、漫画、昆虫から生け花まで。世相を反映するだけではなく、常に時代を一歩先んじた野心的な企画展示に、老いも若きも、大人も子どもも心躍らせました。
戦後文化は紛れもなく、百貨店から生まれ、育ち、拡がったのです。
本書は、百貨店展覧会の歴史を通して、あらためて昭和という一時代を振り返ります。
(出版社コメントより)

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