今日の一書

今日の一書 : 2022年7月21日(木)

『 魯迅と世界文学 』

著者 : 藤井 省三著

東アジア共通の文化遺産でありモダン・クラシックである魯迅文学を、作家たちはどのように受容し作品へと昇華させていったのか。
魯迅-松本清張-莫言という「ミステリー」の系譜、魯迅-莫言という「故郷」の系譜、そして莫言・張愛玲・村上春樹と魯迅との 色濃い影響関係を探り、ヨーロッパ文学を交えながら魯迅文学における女性問題の分析および 政治的危機と不倫のテーマを考察する。国や時代を越えグローバルな時空から、魯迅文学や東アジア作家による魯迅読書体験を読み解く論文集。
(Booksデータベースより)

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