今日の一書 : 2022年8月11日(木)
『 星界の報告 』
著者 : ガリレオ・ガリレイ/著 伊藤 和行/訳
物体の落下法則を発見したことで有名なガリレオ・ガリレイ(1564-1642年)。
初めて自らの手で望遠鏡を製作したのは1609年7月のこと。最初に完成したものは倍率が3倍ほどしかなかったが、そこから改良を進めて8月中旬には9倍、そして11月末には20倍の倍率を実現する。これは当時の技術レベルでは驚異的な水準で、これほどの性能をもつ望遠鏡を製作できたのはガリレオただ一人だった。
翌年初頭からガリレオは、天体観測を開始する。
人類が初めて目にしたレンズの先には、月の表面の起伏が、天の川をなす無数の星が、そして木星をめぐる四つの衛星が現れた。人類初の詳細な天体観測の貴重な記録が、待望の新訳が登場!
(出版社HPより抜粋)