今日の一書 : 2023年6月6日(火)
『 なりわい再考 : 聞き書き昭和の手仕事職人 』
著者 : 北沢正和
豆腐、まんじゅう、草履、刃物、こんろ、洋服・・・
日常の身のまわりの物を淡々とつくり続けていた職人さんたちが、自分の仕事と暮らしを語る。
今、なぜこの生き方が魅力なのか——
小さな規模の、確かな質の手仕事で、あたりまえに自立していた人びと。
持続可能な暮らしがそこにあった。
現在、信州の「山里 料理人」として知られる北沢正和氏が、昭和の終わりに、地元の職人を訪ね歩いて聞き書きした貴重な記録。