今日の一書 : 2023年9月14日(木)
『 郷愁—ペーター・カーメンチント 』
著者 : ヘッセ (著), 高橋 健二(訳)
豊かな自然に囲まれて育ったペーターは故郷を離れ、文筆家を 目指すため都会生活を始める。彼はそこで多くの人と出会い、 多くの事を学ぶが、心の底では常に虚しさを感じていた。文明の腐敗に失望し、故郷に戻った彼を待っていたのは、シンプルな暮らしと新たな出会いだったが……。叙情にあふれた美しい自然描写、青春の苦悩、故郷への思いを見事に描いた、著者の処女作にして出世作。
(出版社ウェブサイトより)