今日の一書 : 2025年7月2日(水)
『 「コーダ」のぼくが見る世界 : 聴こえない親のもとに生まれて 』
著者 : 五十嵐大
『もし、親の耳が聴こえたら——なんて、想像もつかなかった。』
ときに手話を母語とし、ときにヤングケアラーとみなされて、コーダは、ろう者とも聴者(ちょうしゃ)とも違うアイデンティティをもち、複雑な心を抱えて揺れ動く。
日々の通訳、聴こえない親とのコミュニケーション、母語としての手話、手話歌や「感動ポルノ」との付き合い方、マイノリティとして生きること。
作家である著者が、幼少期の葛藤や自身のなかにある偏見と向き合いながら、コーダの目で見た世界を綴る。
(Amazonより)







