今日の一書

今日の一書 : 2012年4月10日(火)

『 ゲーテとの対話(下) 』

著者 : エッカーマン

もっとも強烈な影響を受けたニーチェが、この本書を
「あるかぎりのドイツの書物の中の最良の書」と呼び、愛読したことでも名高い書です。
ゲーテの雰囲気そのものの中から、これほど統一的にゲーテその人の全体像を生き生きと魅力的に浮かび上がらせた「対話の書」(上)(中)(下)は他にはありません。
 ゲーテの長い生涯に訪れた無数の客たちの中で、これほど大きな全体像を確保することが出来たのは、エッカーマンが唯一の人でしょう。
そのエッカーマンが著わした本書は新年度を迎える学生の方々にふさわしいと思います。

ゲーテによれば、目も耳も「知るため」にこそあります。

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