今日の一書 : 2015年4月15日(水)
『 お茶の事典 』
著者 : 斉藤 光哉
八十八夜とは、立春からかぞえて八十八日目にあたる日のことで、今年は5月2日です。
八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。
日本ではコーヒー紅茶がブームとなり、カフェも多くあります。しかし海外では和食と共に日本茶もはやっているのだとか。
いま家でよく飲まれる緑茶も日本に伝わった当時はもちろん高級品で、上流階級のたしなみ、お店などで飲むものでした。
そしてなじんだものが埋もれていかないようにか、日本茶の専門店がまたできています。
この本はそんな歴史もとりあげつつ、お茶に合うおいしいお菓子、美しい茶器を紹介した一冊です。