今日の一書 : 2017年2月16日(木)
『 住んでみた、わかった!イスラーム世界 : 目からウロコのドバイ暮らし6年間 』
著者 : 松原直美
日本語指導と空手道の講師として6年間、アラブ首長国連邦のドバイで暮らした著者が、イスラームに馴染んでいった過程を追体験できるように著した一冊。
イスラーム教徒は世界人口の20%を占めていますが、日本でのイスラーム教徒は人口の1%にも満たなく、その生きた情報に接する機会が殆どない状況です。アラブのイスラーム教徒の考え方や行動は日本人の視点からは理解しがたい面を持つ一方、日本人と非常に近い面も持ち合わせているようです。
そのイスラーム教徒の行動の不思議を解き明かす入門書として。また、イスラーム世界に興味を持ち始めた方、中東に旅行に行ってみようと考えている方は、手始めにこの本でイスラーム世界に触れてみては如何でしょうか。