今日の一書 : 2012年4月11日(水)
『 考えるヒント 』
著者 : 小林秀雄
常識、漫画、良心、歴史、言葉、役者、ヒットラーと悪魔、平家物などの項目を収めた「考えるヒント」に比較的短かい随想の「四季」を加え、「ソヴェットの旅」を付した明快達意の随筆集
今日は小林秀雄生誕110周年記念日
著者紹介
小林秀雄【1902年(明治35年)4月11日~1983年(昭和58年)3月1日】
昭和時代の評論家。
生まれ。ランボーに傾倒し,富永太郎,中原中也らとまじわる。昭和4年「様々なる意匠」を発表,本格的な近代批評のジャンルを開拓。戦前の「ドストエフスキイの生活」,戦中の「無常といふ事」,戦後の「モオツアルト」「本居宣長」など,文学,音楽,美術,歴史にわたる文明批評を展開した。
42年文化勲章。芸術院会員。死去。80歳。東京出身。東京帝大卒。