今日の一書 : 2025年4月3日(木)
『 これならわかる「カラマーゾフの兄弟」 』
著者 : 佐藤優
世界文学史上の傑作として読み継がれている『カラマーゾフの兄弟』。
この作品で、著者のドストエフスキーは何を伝えたかったのか?
作中ではいくつもの視点が絡み合い、登場人物も多いため、多様な解釈が可能です。また、本当に深く理解するには、キリスト教文化やロシアについての基礎知識が必要になります。
キリスト教信者でロシアにも精通している佐藤優氏が、難関と言われる「大審問官」、「ロシアの修道僧」を中心に解説していきます。
読むのをためらっていた人、読んだものの理解が不十分だと感じていた人に、その魅力を余すところなく伝える一冊です。
出版社HPより