三人の少女と「僕」が数学を通して、数学も数学以外のことも学んでいく。数学の問題がわかるということは、問題を解くということではなく、問題の本質がわかるということである。今振り返ってみると、高校までの学問は全てわかっていたつもりだったのかもしれない。ただ受験のためだけに勉強していた気がする。数学の問題一つとっても、大きな意味があるのだ。この本の中の人物は本当に楽しみながら数学している。探究しているからだ。勉強をすることとは、まさに探究なのだと彼らは教えてくれた。
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