この世界はパラドクスが存在しています。実際はそんなことはできないはずであるが、存在してしまっている。ことわざでも「三度目の正直」とある一方で、「二度あることは三度ある」という。この本には、世界中の様々なパラドックスが載っている。個人的に面白いと思うのは、「民主主義とファシズムについてのパラドクス」である。この二つの思想は真逆の思想といっても過言ではないが、民主主義が存在したために、ヒトラーやナチス党の台頭を許してしまったという現実がある。世界に点在するパラドクスを学んでみるのは、頭の体操をしているようで面白いです。
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