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夜と霧 / ヴィクトール・E.フランクル〔著〕 ; 池田香代子訳

おすすめ度:
 ジャンル:
泣ける
By ぐりーん
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世界大戦時、アウシュビッツを含む強制収容所で一囚人として収容させられていた医者が当時の収容体験を綴っている。本書は一囚人としての主観的体験と共に心理学的、精神病理学的な観点からも状況を分析している。当時のおぞましい収容体験は筆舌にしがたいが、特に本書から感銘を受けたのは著者の精神力の強さだ。著者は無差別な暴力が続く収容生活の中であっても、内在する精神までは脅かされないことを自覚した。どんな刺激を受けようと、内在する精神、思想、思考の反応は自由であり不可侵なのだ。一方で、生きる意義、目的を無くし、自ら自殺を図ろうとする者も少なからずいた。不可侵の精神は想像以上に力強くもあり、そして脆くもあると感じた。本書を通して、生きるとは何か考えさせられた。人生にどのような幸せ、苦しみが待ち構えているのか予測できない。何が起きようと、その都度生きる意義を見出し、屈しない精神を持ち続けていきたいと思った。

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