大学時代の縁が大切であると思える一冊です。本書は、数学者と哲学者の対談です。二人をつなげたのは、大学時代から共通の知り合いであるという、数学者と区別が僕にはつかない、数学史家です。数学も哲学も苦手な方がこの一冊を手始めに、対話の可能性を模索することは悪くないと感じます。アリストテレスのあとにユークリッドが出て、近代には、古代ギリシアと異なる数概念が現れます。小数が発明されたのはオランダです。日本は、蘭学の伝統もあるので、今後、探究してみたいです。
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