2025年7月
<開催レポート>Soka Reading Project主催ビブリオバトルを開催しました!
SBW2025年6月27日(金)、中央図書館1階 ラーニング・コモンズにて、Soka Reading Project (SRP)主催ビブリオバトルを開催しました。
ビブリオバトルとは本の紹介コミュニケーションゲームです。
当日は、3名のバトラーがそれぞれのおすすめ本を紹介、熱いバトルを繰り広げました。
全員の発表後、「どの本が一番読みたくなったか」を基準に参加者が投票を行い、今回、チャンプ本には、本学文学部4年・中川和也さんが紹介した『人間の建設』(小林秀雄・岡潔著)が選ばれました。
以下、中川さんの声です。
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私の専門は西洋哲学なのですが、哲学書は難解なものが多く、ビブリオバトルでおすすめするには不向きかなと感じていました。
そこで、“哲学的だけど、読みやすく、ためになる本”を探していたところ、この『人間の建設』に出会いました。
私の専門は西洋哲学なのですが、哲学書は難解なものが多く、ビブリオバトルでおすすめするには不向きかなと感じていました。
そこで、“哲学的だけど、読みやすく、ためになる本”を探していたところ、この『人間の建設』に出会いました。
対談形式で親しみやすく、画家や日本酒といった身近な話題が多く、自分自身も楽しんで読むことができたので、ぜひ紹介したいと思いました。
ビブリオバトルを終えてみて、“情緒”というキーワードが印象に残っています。
「理系の岡潔と文系の小林秀雄、まったく違う分野の知の巨人が、論理ではなく感情こそが大切だと語り合う姿勢に感動した事」をストレートに伝えられたことが、チャンプ本につながったのかなと思っています。
今までは「一人で読むこと」で満足していましたが、「伝える」ことを意識すると、これまで使っていなかった脳の筋肉を使ったような新鮮さがありました。
今後は、友人や後輩に本を紹介する機会を積極的に設け、語り合っていきたいです。
-------------------------【ビブリオバトルで紹介されたおすすめ本】
『人間の建設』(小林秀雄・岡潔著)
『コンビニ人間』(村田沙耶香著)
『錆喰いビスコ』(瘤久保慎司著)
3名のバトラーの皆さん
ビブリオバトルの様子
バトル後、集計中の時間には参加者同士でフリートークを行い、イベントの感想や本の話などで盛り上がりました!

参加者の集合写真
図書館では、今後も読書イベントを企画しております。
随時、ウェブサイトやポータルサイト等でお知らせします。楽しみにしていてください!!







